おはようございます。
少し前になるのですが、パチョレック君を里子に出しました。

まだ完全には離乳が済んでおらず、
ドライのごはんとムーアさんからのミルクを
併用する段階で里子に出すには、
まだ少し早いタイミングだったのですが
パチョレック君の状態の問題と
今回のお話がとても良いご縁がだった
ということもあり、
里子に出すことに決めました!!
パチョレック君は、
一番最初に産まれた子です。
危ない子から産むと言われている通り
他の子と比べると体は一回り以上小さく
発育もやや遅めで成長に心配がある子でした。
パチョレック君は、
寂しがり屋で甘えん坊でとても臆病でした。
お母さんのムーアさんが大好きで
一日中べったりとくっつき離れない子でした。

どんなときでも、いつも離れませんでした。

ムーアさんの育児放棄が始まったときは、
ムーアさんを求めて、ひとり一日中鳴き叫び、
癇癪を起こしたり、鳴きすぎてひきつけや
痙攣を起こしたりして
とても大変なおもいをしました。
その後しばらくして、
パチョレック君は鳴かなくはなりましたが
ひとりでゲージの奥に籠って
出てこないことが増えました。

他の2匹の子猫さんがおもちゃや爪とぎに
興味を示したり部屋の中を探検したりする中、
パチョレック君だけは、静かにゲージの奥にいるだけ。
たまに出てきても、じっとしているだけ。
私がゲージの奥から出そうと
少し触れただけでも、シャーシャーと威嚇し、
全力で噛まれたりもしました。
食欲は普通にあり、
ゲージの中に入れておいた子猫用のごはんを
きちんと食べていたようなので
衰弱するようなことはなかったのですが、
表情に覇気がなく、
うつろな顔をして時々こちらの様子をみては、
一日中寝る生活になってしまいました。
トイレはなかなか覚えられず、
頻繁にお粗相するため、
こちらもゲージの中から
なかなか出すことができずに困りました。
結局、最後まできちんとトイレは
覚えられませんでしたが・・・(;´д`)
私ではどうすることもできず、
病院で神経系や脳系の病気などがないかどうか
診てもらったのですが
あまりに小さく、障害なのかまだわからない
とのことでした。
その時に病院の先生から
「もしかしたら、母親に捨てられたことが
多大なるストレスになっていて
今の生活環境をガラリと変えないと
難しいかもしれないね。」と言われたのを
きっかけに里親探しを始めました。
里親さんは、
職場の同僚に紹介してもらいました。
同僚の知り合いの親戚の近所の人(?)だそうですw
里親さんの家は東京都の秘境と呼ばれる、
とてものどかな場所にあります。
その為、完全な室内飼いではありません。
ただ、現在の環境をガラリ変え、
のびのびと暮らしていける環境にあります。
また里親さんの家は
2人のお子さん、旦那さんと旦那さんの父母、
曾祖母の8人家族に6歳の先住猫さんもいます。
常に家に誰か家にいるおうちだそうなので
きっと寂しがり屋のパチョレック君も
寂しくなることはないでしょう。
この事が決め手になり、
里親さんにお願いすることにしました。

これは、兄弟最後の3ショットです。
この頃はまだ兄弟猫さんたちとも
仲良くできていましたが
その後、兄弟猫さんすら
一切受け付けなくなってしまいましたが・・・。
実は、昨日、里親さんから、パチョレック君の
近況報告と写真が送られてきたんです♪
里親さんからのメールには
「パチョレック君はヤンチャ過ぎて困るくらい
元気です。」
と書かれていました。
確かに写真のパチョレック君は
我が家にいた時とは 別人(猫)のように
生き生きした表情をしていました。
体も大きく成長し、
そしてまるまる太っていました!
写真を見ただけで
里親さんの家でとても元気に健やかに楽しく
大切にしてもらって暮らしているとわかり、
とてもとてもとても安心しました。
里親さんにお願いして本当に良かったです!
これでやっと心の荷を降ろすことかできたので
ブログに書きました。
パチョレック君の幸せをこれからもずっと祈っています。
当ブログにご訪問いただき、誠にありがとうございました。
あなたにとって、本日も素晴らしい一日でありますように゚+。(o・ω-人)・.。*
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